ごあいさつ

 日ごろよりキャロットクラブへご支援、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。本年もいよいよキャロットクラブ1歳馬募集を開始させていただきますが、はじめに2011年3月11日に発生しました東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い復興をクラブスタッフ一同お祈り申し上げます。

 2011年春はまさに飛躍のときとなりました。トゥザグローリーが伝統の一戦・京都記念で重賞2勝目を挙げると続く日経賞で重賞連勝をマーク。古豪ランフォルセ、フィフスペトルはともにオープン特別を制し、タイトル奪取へ向けて虎視眈々と歩みを進めると、500万下から快進撃を続けるゴルトブリッツはアンタレスS、マーキュリーCの2重賞を制覇し、今秋の大目標へ向けての足掛かりを築き上げました。
 3歳馬に目を向けるとディープインパクトの初年度産駒・リアルインパクトがグレード制導入以降、3歳馬としては初の安田記念戴冠という歴史的快挙を達成、フレールジャックはデビューから僅か58日目にしてラジオNIKKEI賞を驚愕の末脚で制し、また日本では希少なモンズーン産駒ピュアブリーゼがオークスで2着に健闘するなど、勇躍今秋の有力馬へと名乗りを挙げました。昨年募集を行いました2010年度募集馬からは新種牡馬ダイワメジャーの産駒・ダローネガがすでに新馬勝ちを収め、2歳重賞を視野に入れるなど期待は膨らむばかりです。キャロット地方元年の5頭は全馬が勝利を収め、セカンドシーズンの募集馬からも新馬勝ち馬が出るなど砂上の戦いも熱さを増しています。

 さて、本年度は中央入厩予定馬87頭、地方入厩予定馬4頭、計91頭の精鋭たちをご案内できる運びとなりました。ブラッドスポーツと評される競馬を皆様によりご堪能いただきたく思い、マイルチャンピオンシップで有終の美を飾ったブルーメンブラットを始め、キャロットクラブの歴史に輝かしい蹄跡を残したシーザリオ、ディアデラノビア、記録はもちろん鮮烈な記憶が残るエンシェントヒル、スルーレート、モンプティクールなど、昨年に引き続きクラブ出身馬の仔を可能な限りラインナップに取り揃えました。また、先に行われたセレクトセールで現1歳世代がラストクロップとなるアグネスタキオン産駒、活力ある母系を背景に持つクロフネ産駒の牡馬2頭を落札、そしてブリーダーズカップディスタフを含むGT6勝を挙げ、米古牝馬チャンピオンに輝いた名牝ジンジャーパンチの産駒を迎えるなど、これまで以上に自信をもって皆様にお届けできる豪華ラインナップが名実ともに実現できたと自負しております。

 小さな螺旋形に刻まれた遺伝子は、時を経て、様々な人の手を介し、そして皆様の熱い声援を受けて結実の時を迎えます。キャロットクラブはその瞬間を待ち望み、その瞬間に思いを馳せ、そしてその瞬間に自らの想いを投影するみなさまを全力でサポートし、そしてその興奮、感動をみなさまと共有して参りたいと思っております。サラブレッドを愛してやまないみなさまのベストパートナーをぜひカタログよりお選びいただき、クラブライフをご満喫いただければ幸いです。





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